2016年度検定問題の概要

2007年度より、これまでの出題形式を下記のように改定致します。これまでの語彙の使い方に重点をおいた出題構成から、基礎知識分野(覚えているか、いないか)からの問題を増やして、普段の学習をより大きく評価します。同時に、その基礎知識を中心にした応用分野(使い方)で学習者の語彙力をより正しく診断します。併せて、入試との連動もこれまで以上に強化し、入試対策としても有効に活用可能な検定となっています。
  1. 出題形態

    基礎知識と応用知識に分けて出題
    図・基礎知識と応用知識に分けて出題
    • 基礎知識分野
      日常学習の成果をより大きく評価(リスニング形態)
    • 応用分野
      語法、語彙認識等、入試問題との連動も含め出題

  2. 出題内容

    テストBからテストAへの連動をスムーズに。
    図・テストBからテストAへの連動をスムーズに
    • 出題割合
      テストAにテストB範囲の問題を組み入れる割合を大きくします。
    • 入試問題との連動強化
      高校入試(テストB)、センター試験(テストA)との連動をより強化します。

  3. テストA・テストBの問題構成

    テストAの問題構成
    大問題 形式 問題数 時間
    第1部 105 60分
    1(1) リスニング(イラスト) 10
    1(2) リスニング(文字認識) 5
    2 単語認識(日本語→英語) 30
    3 同意語 5
    4 反意語 5
    5 イディオム認識(英語→日本語) 20
    6 イラスト(小) 10
    7 定義問題 20
    第2部 45
    8 語の性質の認識 5
    9 空所補充(英文) 20
    10 文脈の中のイディオム 10
    11 空所補充(会話文) 10
    合計 150
    テストBの問題構成
    大問題 形式 問題数 時間
    第1部 65 50分
    1(1) リスニング(イラスト) 10
    1(2) リスニング(文字認識) 5
    2 単語認識(日本語→英語) 30
    3 同意語 5
    4 反意語 5
    5 語の定義 10
    第2部 25
    6 語の性質の認識 5
    7 空所補充(会話文) 5
    8 空所補充(英文) 15
    合計 90

問題例

第1部:基礎知識分野(出題例)

  • リスニング(イラスト)
    • 問題詳細
      語彙の音声面を認識できているかを測定する問題。文字を介さずイラストを用いることで、より正確に音声の認識力を測定する。
    • 出題意図
      語彙の音声は、speaking、listeningにおいて特に必要とされる知識である。語彙の発音を認識することは、文字を介さない英語使用場面にも活用できる語彙力を向上させる。また、音声を認識できている語彙はより定着しやすく、そのような語彙を増加することにより難易度の高い英文も支障なく読むことができるようになる。
  • リスニング(文字認識)
    • 問題詳細
      音声と文字を対応させて認識できているかを測定する問題。
    • 出題意図
      音声とスペルを対応させて覚えることは、初出の語の発音を推測する際や、おんせいからその語彙のスペルを推測し、意味をつかむ際に重要である。スペルの差異が音声でどのような違いを生むのかということを意識させ、会話などの音声場面で活かせる語彙力を向上させることが狙いである。

第2部:応用分野(出題例)

  • 語の性質の認識
    • 問題詳細
      提示された複数の語の関係性を認識できるかを出題している。
    • 出題意図
      語の意味だけでなく、イメージや特徴も共に理解することは、その語彙を使える英語として定着させるために重要である。この問題は、意味を知っているだけでは解答できない。語の意味を認識し、その語が持つイメージや特性、性質を理解し、他の語と関連させる必要がある。このように習得した語彙は、文脈に応じて引き出されやすくなり、使える語彙として身に付けることができる。
  • 空所補充(英文)
    • 問題詳細
      文中における単語の運用力を測る問題。テストBには対応する日本語訳も与えられる。
    • 出題意図
      その単語がどのような文脈で使用されるか、どのような単語とともに用いられることが多いのか、という運用力は使える英語を身に付けるために必要不可欠である。この問題はその運用力を測定することを目的に出題しており、多くの問題を出題することで、受検者に様々な運用例に触れてもらうのも狙いとしている。
  • 空所補充(会話文)
    • 問題詳細
      会話形式での出題。テストAではイディオムが、Bでは会話表現の空所補充。
    • 出題意図
      会話における英語表現の運用力も、実践の効果を最大化するために重要である。会話力を高めるために実践は不可欠だが、それと同時に英語表現の運用方法を知識として蓄えることで、より定着した会話力となる。この問題を通して、様々な表現の運用方法を定着させることが狙いである。